登山帰りに山のフレーバーを ハイカーのための決済

高尾ビールタップルーム 池田 さま

池田さま

高尾ビールタップルーム

池田 さま

季節ごとに変わる高尾山のフレーバーを再現したクラフトビール、「高尾ビール」。それを手掛ける池田さまに、ビールを醸造するブルワリーを案内していただき、生ビールを提供しているタップルームでお話を聞きました。聞いているだけで一杯飲みたくなってしまうような美味しいお話をどうぞ。

高尾ビールができるまで

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山に登るのが好きで、各地の山にも都心にも交通の便が良い高尾に引っ越してきました。登る山は海外にも及び、アメリカのオレゴン州の登山口の街でブリューパブに出会ったのが高尾ビールの構想の始まりです。そこではできたてのビールを飲みながら地元の年配者と若者が交流していて、そんな面白いコミュニティを高尾にも作りたいという思いからビール作りを始めました。2017年の10月からビールを作り始めて、2019の9月にお店をオープン。はじめはもともとやっていたデザインの仕事と両立するつもりだったのですが、いざ始めてみると、ビールづくりは思った以上に時間も体力も使う仕事でした。今はほとんどの時間を使ってこの仕事をしています。

季節の山で感じる香りを閉じ込めたこだわりの高尾ビール

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高尾ビールは季節ごとに変わる山のフレーバーを表現していて、例えば新緑の杉の若い芽が出た時の匂いや、土が乾いた匂いなどをホップが出す特徴的な香りを使って再現しようとしています。醸造は「おんがたブルワリー」で行っていて、そこでは瓶ビールのボトル詰めまでを行っています。

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唯一生ビールを提供しているタップルーム、「高尾ビールタップルーム」はポートランド近郊にあるフット山の麓のフットリバーという街にあるDouble Mountain Brewery & Taproomというブルワリーをイメージしています。山帰りの人も地元の人もできたてのビールを飲んで、美味しいものを食べて、自然と会話を楽しめる面白い場所なんです。高尾ビールタップルームは山から降りて街に帰るまでの間のグラデーションを担えるようなお店でありたいと思っています。

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なるべく荷物を少なくしたい登山客にはキャッシュレス決済がマスト

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お店の決済方法を決める時、幅広い世代の人が来店されるので現金決済にも対応する一方で、なるべく荷物を減らしたい登山客のためにクレジットカード決済を導入する必要がありました。そこでキャッシュレス決済端末を比較してみると、サービス内容はほぼ変わらない印象。そこでお店の雰囲気を邪魔しないカラーや、ロゴの可愛いさ、テックっぽいブランドイメージを理由にSTORESターミナル(旧:コイニー)を選びました。オープン直前に導入を決めたのにもかかわらず、対応が早くて助かりました。実際に使ってくれたお客さんは「今はこういうのができるのね」と喜んでくれています。

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楽しい街づくりのハブに高尾ビールがなれるといい

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現在は市内の大学や、市内の花から取れた酵母や高尾山で取れたものでビールを作るなどのコラボレーションにも力を入れています。僕たちががただ一人で作って終わるのではなく、周りの人と一緒に作って、みんなで街を盛り上げていきたいんです。そうすれば住んでいる街の地価が上がりますね。ビールは一杯目に飲まれることが多いことや、昼間に飲んでもあまり罪悪感がないことから、明るく前向きなコミュニケーションに適しています。このビールの良さを生かして、高尾のブルワリーとしてコミュニティを盛り上げていけたら嬉しいですね。高尾ビールがハブになって、街のさまざまな要素をつなげていけたらいいなと思っています。

編集後記

ブルワリーに到着すると、庭に咲いていた梅の花や山から降りてくる植物の匂いがまじった空気に圧倒されて思わず深呼吸してしまいました。タップルームでお話を聞きながら、「あれが山のフレーバーかぁ!」と思わず納得。そんな山で飲める特別なビールとのひとときを、これからも決済で少しだけお手伝いできたらいいなと思います。