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クレジットカード決済の仕組みとは?導入メリットや費用、契約方法など基礎知識を解説

クレジットカード 仕組み

クレジットカード決済をはじめとするキャッシュレス決済は日本でも普及が進んでいます。しかし、クレジットカード決済の導入を検討するものの、決済手数料などがネックで導入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、クレジットカード決済の仕組みや導入メリット、契約方法などの基礎知識を解説します。導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

クレジットカード決済の導入は急務

普及が遅れているといわれている日本のキャッシュレス決済ですが、ここ数年は順調に伸びています。経済産業省のデータでは、2020年時点での日本のキャッシュレス決済普及率は29.7%で、10年前の13.2%から2倍以上に増えています。

 

カード決済

なかでも、クレジットカード決済がキャッシュレス決済全体に占める割合は、86.9%と非常に高いものです。

 

さらに、政府は2025年までのキャッシュレス決済比率目標を4割としており、今後はさらにキャッシュレス決済の比率が増すと予想されます。

 

以上のような状況下でクレジットカードを導入しない場合、お客さまの利便性や満足度を下げるおそれがあるため、クレジットカード決済の導入は急務です。

クレジットカード決済の仕組み

クレジット(Credit)は日本語では、「信用・信用する」などと訳されます。クレジットカードはその訳のとおり、カードユーザーの信用をもとに商品代金を一時的にカード発行会社が立て替えてくれるカードです。カード発行会社は、カードユーザー(会員)に代わって、お買い物をしたお店(加盟店)に代金を支払います。

 

クレジットカードは、カードユーザーとカード発行会社間で契約を結ぶことで発行できます。 一方、クレジットカードでの支払いを受け付けたいお店は、カード会社(または決済代行会社)と契約することでクレジットカードの支払い受付が可能になります。カード会社と契約し、クレジットカードの決済システムを利用して販売する許可を得たお店(法人または個人事業主)を「加盟店」と呼びます。

【図解】一般的なクレジットカード決済の仕組み

カードユーザー(会員)、お店(加盟店)、カード発行会社、カード会社(または決済代行)の関係は下図のようになります。

決済仕組み

 

この図を使って、クレジットカード決済の流れを説明します。

 

⒈カードユーザーはクレジットカードを提示することで、お店(加盟店)で商品やサービスを購入できます。


⒉カード会社(または決済代行会社)は、カードユーザーの購入代金を立て替えてお店(加盟店)に支払い、加盟店は利用代金に応じた決済手数料を支払います。実際には、加盟店へは決済手数料を差し引いた売上が支払われます。


購入後にカード会社から代金が請求されるため、カードユーザーはカード発行会社へ購入代金を支払います。事前に登録している銀行口座から利用代金が引き落とされます。

 

⒋カード発行会社がカード会社(または決済代行会社)にカードユーザーから引き落とされた購入代金を支払います。


※カード発行会社:消費者へクレジットカード発行の業務を行う会社 ※カード会社(決済代行会社):お店(加盟店)の契約や管理を行う加盟店契約会社

 

お店でクレジットカード決済を導入したい場合には、カード会社(または決済代行会社)と加盟店契約・審査が必要となります(図②)。STORES 決済 では、ウェブ上からお申し込みフォームに沿って入力するだけで、お申し込みが完了し、審査を受けていただくことができます。 以上がクレジットカード決済の大まかな流れです。

 

 では、”クレジットカードを使うとどんなメリットがあるのか”、”またお店はクレジットカードの支払いを受け付けることでどんなメリットが見込めるのか”をまとめてご紹介します。

クレジットカード決済を導入するメリット

クレジットカード決済を導入するとさまざまなメリットがあります。ユーザー側とお店側のメリットをそれぞれ説明します。

ユーザー側のメリット

ポイントが貯まる

クレジットカードを使うと、利用額に応じてポイントが貯まります。上手に利用すれば還元額が増えるため、ポイントがつくお店を積極的に選ぶユーザーもいます。

現金を持ち歩かなくて良い

クレジットカードで支払いができれば現金を持ち歩く必要がなく、高額な買い物をする場合には特に安心できます。急な出費が必要になった場合でも、ATMに並ばなくて済むのもメリットです。

カード会員の優待・特典を受けられる

カード会員になると、クレジットカードによってさまざまな優待や特典が受けられます。例えば、以下のようなサービスが挙げられます。

 

  • 特定のお店で割引を受けられる
  • 空港のラウンジが無料で使用できる
  • 旅行傷害保険などの保険が付帯する

支出管理の手間が減る

現金の場合は、支出は家計簿などに記録しなければ支出管理ができませんが、クレジットカードの場合は、利用明細が自動で作成されるため支出管理の手間が省けます。

お店側のメリット

販売機会・客単価の増大による売上アップ

お客さまが現金を持ち合わせていない場合でも、クレジットカードがあれば利用できるため、販売機会を逃す可能性が減ります。

 

また、クレジットカードを使う場合は、現金の場合よりも利用金額が増える傾向にあり、売上アップが期待できるでしょう。

非導入店との差別化効果

お客さまのなかには、クレジットカードを好んで使う方もいます。そのため、クレジットカード決済を導入すれば、導入していないお店よりもお客さまに選んでもらえる可能性が高くなるでしょう。

現金でのトラブル防止・管理の効率化

現金決済の場合は、お釣りの受け渡しでミスが発生する可能性があります。しかし、クレジットカード決済では現金のやりとりがないため、そうしたミスが起こりません。

 

扱う現金が少なくなると、レジ締めなど会計業務も効率化されます。現金が少なければ、万が一盗難や紛失被害に遭った場合でも、被害を最小限に抑えられるでしょう。

顧客満足度の向上

クレジットカード決済を導入すると、クレジットカードを使いたいお客さまの要望に応えられ、現金でのトラブル防止にもなるほか、レジ待ちの時間も短縮されます。さまざまな面で、お客さまの満足度がアップするでしょう。

クレジットカード決済を導入するデメリット

クレジットカード決済を導入すると、デメリットもいくつかあります。ユーザー側とお店側、それぞれについて説明します。

ユーザー側のデメリット

使いすぎる可能性がある

現金の場合は、財布や銀行口座にある金額しか使えません。しかし、クレジットカードは後日払いで自分がもっている金額以上でも利用できるため、使いすぎてしまう可能性があります。

不正利用される可能性がある

クレジットカードを紛失したり盗まれたりすると、第三者に不正利用される可能性があります。万が一盗まれたときのために、利用限度額を抑えておくなどのセキュリティ対策が必要です。

支払い方法によっては手数料がかかることもある

クレジットカードの1回払いや2回払いは手数料がかからないケースが多いですが、それ以上の分割払いやリボ払いでは手数料がかかる場合があります。手数料は高めのことが多いため、注意して使用する必要があるでしょう。

お店側のデメリット

初期費用と決済手数料がかかる

クレジットカード決済を導入するには、決済端末を購入するなどの初期費用が必要です。また、利用金額に応じた決済手数料がかかります。決済代行会社などによって手数料は異なるため、導入前にこれらのコストをよく比較しましょう。

入金まで時間がかかる

現金と異なり、クレジットカード決済は売上分の現金が入金されるまでにタイムラグがあります。運転資金がショートしないように、キャッシュフローをよく考えておくことも必要です。

システム障害などで使えないことがある

クレジットカード決済は、決済端末によりクレジットカードの情報をやりとりしています。クレジットカードのシステム障害や通信回線障害などが発生すると、使用できなくなる場合があります。そのため、完全にキャッシュレスにするのではなく、現金での決済も可能にしておくほうが安心です。

決済代行会社との契約がおすすめな理由

クレジットカード決済を導入するには、カード会社と個別に契約する方法と、決済代行会社と契約する方法があります。

 

決済代行会社とは、加盟店とカード会社の間に立ち、各種手続きや入金管理などを行なってくれる企業です。個別契約で複数のクレジットカードを導入する場合は、審査手続きを何度も行なわなければなりません。また、導入後も売上管理や入金サイクルがそれぞれ異なるなど、管理が非常に煩雑です。

 

決済代行会社を使えば、複数のカード会社に対してまとめて手続きができますし、売上管理や入金サイクルも1つに統一されます。

 

また、決済代行会社はクレジットカード決済のほかに、電子マネー決済やQRコード決済なども併せて導入できるところが多いです。クレジットカード以外のキャッシュレス決済も同時に導入するのであれば、決済代行会社との契約がおすすめです。

決済代行会社の利用でかかる費用

決済代行会社を利用すると、初期費用・月額料金・決済手数料が必要です。それぞれの詳細を説明します。

初期費用

決済代行会社の利用でかかる初期費用には、システム導入の設定などにかかる費用などがありますが、多くの決済代行会社では無料です。

 

ほかには、決済端末の購入費用が数万円程度必要です。決済端末はキャンペーンなどで無料になっているところもあり、その場合は初期費用をほとんどかけずに導入できます。

月額料金

月額料金とは、決済手数料とは別に毎月発生する固定費です。システムや決済端末の利用料などが挙げられますが、月額料金も無料の決済代行会社は多くあります。

 

ただし、月額料金は無料でも「月額最低手数料」「トランザクション料」「入金明細発行手数料」などを設定している場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

決済手数料

クレジットカード決済を利用する場合、利用金額に応じて決済手数料がかかります。決済手数料は、3%前後で設定している決済代行会社が多いようです。長期的に発生する料金のため、できるだけ安い手数料の会社を選ぶようにしましょう。

決済代行会社経由でクレジットカード決済を導入する手順

決済代行会社経由でクレジットカード決済を導入する手順について、STORES 決済 を例に説明します。なお、詳細はこちらのお申し込みガイドでも確認できます。

 

まず、STORES 決済 を利用するには次のものが必要です。

 

  • インターネット回線
  • スマートフォンまたはタブレット
  • 事業内容がわかる資料
  • 決済端末
  • レシートプリンター(レシートの印刷が必要な場合)

 

事業内容がわかる資料として、店舗の実態と取り扱い商材がわかるURLや画像を用意しましょう。飲食店など許可が必要な業種は許可証なども必要です。詳しい内容は申し込みの前に確認してください。

 

STORES 決済 では新規申し込みの場合、決済端末が1台無料でプレゼントされるキャンペーンを行なっています。こちらも詳しい条件などは申し込み前にご確認ください。

 

準備ができたら申し込みを始めます。流れは次のとおりです。

 

  1. お申し込みフォームから申し込む
  2. 加盟店審査
  3. 1次審査
  4. 利用開始
  5. 2次審査

 

審査が1次審査と2次審査で分かれているのは、クレジットカードブランドによって審査が異なるからです。STORES 決済 の場合、1次審査はVisaとMastercardで、2次審査はそれ以外のクレジットカードブランドです。1次審査が済めば、2次審査の結果を待たずにVisaとMastercardは利用できるようになります。

クレジットカード決済の導入なら STORES 決済

クレジットカードを導入するのであれば、STORES 決済 がおすすめです。STORES 決済 が優れている理由を説明します。

初期費用、月額固定費なし

STORES 決済 は初期費用・月額固定費ともに無料で、トランザクション料なども必要ありません。必要な費用は利用金額に応じた決済手数料のみで、決済手数料は対応する全てのブランドで3.24%です。

導入に必要な決済端末も、通常は1万9,800円ですが、条件を達成すると無料になります。

国際6ブランドに対応

STORES 決済 は、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブ、ディスカバーカードの国際6ブランドに対応しています。通常使用されているクレジットカードで、STORES 決済 が使えないケースはほとんどないでしょう。

 

また、STORES 決済 では、クレジットカードをタッチするだけで決済が可能なタッチ決済にも対応しています。タッチ決済を使えば暗証番号やサインが不要になり、スピーディーな会計が可能です。

クレジットカード以外の決済手段も豊富

STORES 決済 はクレジットカードだけでなく、電子マネー決済やWeChat Payにも対応しています。

 

特に、電子マネー決済の決済手数料は1.98%と業界最安水準を誇ります。WeChat Payは中国でのシェアが高いQRコード決済で、訪日客などの需要が高い決済手段です。インバウンド向けのお店を経営している場合は、大きな武器になるでしょう。

決済日から最短翌々日の素早い入金サイクル

STORES 決済 の入金は、自動入金と手動入金に分かれています。自動入金は月末締めの翌月20日に入金されます。

 

急ぎで現金が必要になった場合は、手動入金を行なえば決済日から最短で翌々日に入金されます。

カード決済

手動入金の場合は手数料が200円必要ですが、入金額が10万円以上の場合は手数料がかかりません。

 

>>STORES 決済 の詳細はこちら

クレジットカード決済の仕組みまとめ

クレジットカード決済の仕組み

日本でもキャッシュレス決済の普及は進んでおり、キャッシュレス決済のなかでもクレジットカード決済の割合が高いことから、クレジットカード決済の導入は急務です。

 

クレジットカード決済を導入すると、販売機会や客単価の増加、非導入店との差別化などのメリットがあります。クレジットカード決済を導入する場合は、契約や売上管理をまとめて行なえる決済代行会社の利用がおすすめです。

 

一方で、クレジットカード決済には、決済手数料がかかる、現金化まで時間がかかるなどのデメリットもあります。そのため導入の際は、手数料が安く入金サイクルが短い決済代行会社を選びましょう。

 

 

 

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