リサーチ
STORES 決済 では、国内の10代から70代の男女772人にキャッシュレス決済に関する利用状況の調査を実施しました。詳しい調査結果は以下をご覧ください。
調査期間 | 2019年11月 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査対象 | 国内・10代から70代の男女722人 |
キャッシュレス決済の利用の有無を質問したところ、「使っている」(87.0%)、「使っていない」(13.0%)という結果になり、9割近くの方がキャッシュレス決済を利用していることがわかりました。
キャッシュレス決済の利用頻度について調査した結果、「ほぼ毎日」(23.2%)、「週2,3回」(29.4%)、「週1回」(18.5%)、「月1回」(8.0%)、「月2,3回」(6.1%)という結果となり、週に1回以上キャッシュレス決済を利用する方が7割近くを占め、実に8割近くの方が毎月クレジットカードを利用していることがわかりました。
最も利用しているキャッシュレス決済を調査したところ、「クレジットカード」(53.6%)、「電子マネー」(25.4%)、「QRコード決済」(11.6%)と続き、クレジットカードの利用率の高さがわかりました。
クレジットカードブランド別にみると「Visa」(30.1%)、「JCB」(14.6%)、「Mastercard」(7.5%)と続き、「Visa」ブランドの保有率の高さがうかがえます。
また「電子マネー」は「交通系電子マネー」(8.5%)、「WAON」(5.7%)、「nanaco」(4.0%)と続き、「QRコード決済」は「PayPay」(7.5%)、「楽天ペイ」(1.6%)、「d払い」(1.0%)という結果となりました。
キャッシュレス決済を使う理由では、「ポイント・マイルが貯まるから」(60.4%)、「支払いがラク・かんたんだから」(44.3%)、「会計がスムーズだから」(41.2%)、「キャッシュバックや割引があるから」(38.9%)、「手持ちの現金を気にせず買い物ができるから」(25.8%)、「現金を持ち歩きたくないから」(17.2%)と並び、キャッシュレス決済を利用する際に付与されるポイントなどが、利用を後押ししていることがわかりました。
どのようなシーンでキャッシュレス決済を利用しているか調査したところ、「オンラインショッピング」(58.8%)、「スーパー・薬局・食料品店・飲食店(カフェ、居酒屋)」(57.4%)、「コンビニエンスストア」(55.6%)、「ショッピングモール・デパート(衣料品・化粧品)」(43.9%)、「家電量販店」(39.2%)と続き、日常のお買い物で利用されていることがわかりました。
キャッシュレス決済を利用したいと思う金額では、「いくらでも使う」(50.3%)、「1〜1,000円未満」(10.5%)、「1,000円以上」(13.7%)、「5,000円以上」(9.6%)という結果になりました。
また10,000円未満での決済においてキャッシュレス決済を使いたいという意向をもった方が、約8割を占めました。
キャッシュレス決済がもっと使えるようになってほしいところについて質問すると、「飲食店(ランチ)」(45.6%)、「商店街」(37.6%)、「観光地(国内)」(30.2%)、「レジャー施設」(27.3%)、「ホテル・温泉・旅館」(22.2%)、「車の修理、車検」(19.0%)、「家賃」(19.0%)、「屋外イベント(フリマ、音楽フェスなど)」(18.0%)、「タクシー」(16.1%)、「家のメンテナンス、工事など」(15.7%)、「観光地(海外)」(12.2%)、「その他」(8.5%)と続きました。
特に「飲食店」でのランチ料金の支払いにおいて、キャッシュレス決済が利用できることを期待する声が大きいことがわかりました。
キャッシュレス決済が使えるお店と使えないお店のどちらを選択するかという質問に対し、6割近くの方が「キャッシュレス決済を利用できるお店」を選んでおり、キャッシュレス決済に対応したお店が生活者の選択基準の要素の1つであることが調査結果からわかりました。
昨年10月から経済産業省推進による「キャッシュレス・消費者還元事業」による実施や東京五輪に向けた決済環境整備の重要性によりキャッシュレス決済の市場ニーズが高まってきています。
今後も STORES 決済では、キャッシュレス決済の市場動向を引き続き、調査してまいります。
2020.6.4
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2020.6.24
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2020.11.5
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